弊社富士宮工場にて「HMB製法特許」出願しました
『HMBCa含有顆粒の製造方法』特許出願について
2017年12月 弊社は『HMBCa含有顆粒の製造方法』について、特許出願を致しました。
HMBとは、正式名称を「β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸」といい、必須アミノ酸ロイシンの代謝物質で、筋肉の合成や分解抑制をサポートする働きがあります。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年度版)」において、老化に伴う筋肉量の減少(サルコペニア)などに触れており、その中でHMBは筋肉におけるたんぱく質合成を誘導する重要な働きをする成分としても紹介され、その有用性が報告されています。
開発当初、HMB商品の市場は錠剤が主流でした。ドリンクタイプのものや、顆粒を口に含み水で飲むタイプのものも若干ありましたが、”顆粒を水に溶かして飲むHMB”の商品はほとんどありませんでした。そこで弊社では「水分補給しながらおいしく飲める、唯一無二のHMB商品を造ろう!」と開発を始めました。
HMBは流動造粒の工程で、他の原料の比重が重いので流動層内でHMBCaと他の原料がうまく結合しない、HMBCaが比重の軽い微粒子のため舞い上がってしまうので充填が難しい、独特な臭いや苦味がある、など有用成分があるにも関わらず取り扱いが非常に難しいものでした。
そこで、造粒工程でHMBCaと他の原料を結合させ比重差をなくすことで、流動造粒の工程を可能にしたことが今回の特許出願の技術です。
これにより、独自の製法で顆粒にし、水に溶けやすい、おいしく飲めるHMB を造ることに成功しました。
一番の想いは、「毎日HMBをおいしく飲んで、健康に過ごしていただきたい!」その一心に尽きます。
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富士宮工場 TEL:0544-25-3550